毒親サバの渚は今日も生きていく。

毒親と絶縁して三年が経ちました。夫と猫と暮らす30代女のリアルな毒親ブログ。

毒親は許せなくてもいい。手放すだけでいい

どうもこんばんは。毒親サバイバーの渚です。

 

今日から9月ですか。早いなぁ笑

 

さて、今回は毒親サバイバーの方なら一度はネット等で見たことがあるだろう「毒親を許そう」という言葉。

 

私も、絶縁して暫くまでの間は、

 

(親を許さないと、この憎しみや辛さは消えないんだ。頑張って許せるようにならないと…)と思っていました。

 

でも、なかなか親からやられたことを許せる訳もなく、それが自分を余計に責めることになり確実に悪循環になっていた。

 

色々悩んだ結果、私なりの結論だが…

 

毒親は許さなくていい!許せなくて当たり前!」

 

むしろ、許す必要ありますか???

 

それを、いじめで苦しんでる子供やパワハラで鬱になるまで追い詰められた人に同じこと言えますか?

 

子供が親に、上司や部下に、または夫や妻が自分のパートナーに暴力を振るえば大問題になるのに、

 

なぜ親が子供にした場合は許されるのか???

子供が、親からの虐待で亡くなってるのに親への刑罰はなぜこんなに軽いのか?

 

この差は一体何なのか…。

 

日本では「子は宝」なんて言葉がありますが、

その一方で、なぜ子供の命はこんなにも軽く扱われているのか不思議でなりません。

 

現在、子供の虐待には「虐待防止法」で

「1年以内の懲役または100万円以下の罰金」が科される。

 

虐待死には、「保護責任者遺棄致死罪」が適用されても、懲役3年以上20年以下でそれ以外の罰則はないという。

 

(間違ってたらあれなので、気になる人はご自分で調べてみてください)

 

これじゃ、虐待で亡くなった子供たちが報われない。あまりにも軽すぎやしないか?

 

「子供の命が大人より軽い」なんて事があっていいのだろうか。

私は、もっと厳罰化するべきだと考える。

 

こういう話になると、必ずと言っていいほど「昔は体罰があたりまえだった」という意見がある。

 

人がどう思おうと勝手だと思うが、「体罰」というのもピンキリだろうし、別に否定するつもりもない。ただ、なにより「体罰による子供への悪影響」を知ったうえで、ほんとに子供を大切に思っているのならば、そんな悠長なことが言えるのかは疑問に思う。

 

子供の時に受けたは虐待は、生き延びて大人になってもぬぐい切れない大きな傷となって残り続けるのは事実。

 

だから許せなくていい!許せなくて当たり前。

 

 

でもこれ以上、過去の辛い記憶を思い出して自分を傷つけるのはもうやめませんか?

 

過去に起こったことは変えられない。

また、親やを含め人を変えることも無理なものです。

 

許すというより「こんな辛い事があった」という事実は自分で認めてあげて、

その事はどぶにでも捨てておきましょう。

 

これでも、何かがきっかけで思い出して辛い気持ちになったりするが、

思い出さない間は楽しく過ごせるはず。

 

これがとても大事だと私は思う。

 

大事なことは「自分を大切にすること」

 

許せないものは許さなくていい。

人間関係なんてほとんど自分だけじゃどうにもできない事ばかり。

 

どうしようもない事は、手放すだけできっと心が軽くなるはず。

 

それでいいのだ~!